生まれつきなのか、それともドがつくほどの田舎で家父長制を感じながら生きてきた反動なのか、おそらくその両方ゆえ、常に生きづらさを感じながら生きてきた。表現することは現実から逃れられる唯一の手段だった。〝ここではないどこか〟を追い求めながら、自分自身からは逃れられないことを南米で悟る。それ以降、写真作家として活動している。
狩野萌(MEGUMI KANO/かのう めぐみ)
1992年 群馬県生まれ
2011年 津田塾大学学芸学部情報科学科入学
2013年 同大学2年次で中退
2013年 ビジネス・ブレークスルー大学経営学部ITソリューション学科入学
2019年9月 同大学卒業
【コレクション】
清里フォトアートミュージアムに作品を収蔵
2021年 「MARIA Y MEGUMI SOUTH AMERICA」から7点
2022年 「Remember me(私のことを忘れないで)」から8点
【出版】
2019年10月 写真集『MARIA Y MEGUMI SOUTH AMERICA 「チリに行こう!」と、マリアが言った。』
【展示歴】
2019年10月16〜26日 写真展「MARIA Y MEGUMI SOUTH AMERICA〜『チリに行こう!』と、マリアが言った」開催(六本木Bar山﨑文庫)
同名の写真集を出版(500冊限定)
2021年7月10〜15日 グループ展「東京8x10写真展 2021」参加(江東区文化センター)
2021年8月12〜15日 GR☆Club写真展「架空の街〝G〟」参加(目黒区美術館区民ギャラリー)
2023年4月29日~5月8日 狩野萌&登万里子 二人展「繋ぐ」開催(高崎シティギャラリー)
2024年4月5~10日 グループ展「Photographer’s bond.s 写真展 2024」参加(高崎シティギャラリー)
2025年4月30日~5月4日グループ展「GR Snap Shooters!」参加(カロタイプフォトギャラリー)
【掲載】
・日本カメラ2019年12月号
・2021年:イリュミナシオン(原智広監修の雑誌)に文章と写真を寄稿
・ShINC.MAGAZINE-D(五味彬発行)で写真&エッセイ『かわいい犬に会いたかっただけなのに』1〜10回まで連載
『東京という混沌とした世界の片隅で』掲載(2022、2023年)
・2023年12月:「OFF SEASON」にチリの写真と文章が掲載
・2024年4月29日:上毛新聞「旬の人」欄にインタビューが掲載
・2024、25年:文芸誌『文芸エム』第14、15号に文章と写真を寄稿
【その他】
・2025年:noteで有料記事を販売中(南米で盗難に遭った話)